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第3回 毎月分配型ファンドのデメリットは?

更新日 2015年7月2日

「長期的な複利効果」が薄れてしまう点に注意。
よりお金を増やしたい人は、分配金を出ない商品の検討も

 毎月分配型ファンドのデメリットは複利効果が抑えられてしまうことです。投資信託は、投資先から得られた収益をさらに投資に回すことで、長期的な複利効果が期待できる金融商品です。しかし、分配金を受け取るということは、せっかく得られた利益や自分が投資した元本を取り崩すことになるため、この複利効果が薄れてしまうのです。

 もし、毎月受け取った分配金を、使う予定もなく、預金口座に眠らせているのであれば、そのような方は毎月分配型ファンドを選ばないほうが良いでしょう。よりお金を増やしたいのであれば、分配金の出ない商品を選んだほうが良いことを覚えておきましょう。

長期的な複利効果は資産を大きく増やす

 複利効果とは、運用で得た収益を再投資することで、利息が利息を生む状態になることです。対になるのが単利で、元本だけに利息が付きます。
両者を比較すると、下表のように1年目はともに105万円でしたが、その差は年が経つごとに大きくなり、20年後には複利は265万円、単利は200万円と65万円もの差になっています。

 毎月分配型ファンドでは、運用で得た収益を分配金に回すため、この長期的な複利効果が抑えられてしまいます。

複利と単利の違い