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第12回 「トータルリターン」とはどのような指標ですか?

更新日 2015年9月3日

通常は、個別商品の運用成績を表した数値のことをいいます。
投資信託のレポートや、投信評価会社のHPで確認できます。

 トータルリターンには、2つの意味があります。一つは、自分(投資家)が得られた実際の投資成果のことで、保有している投資信託の現在評価額とこれまで受け取った税引き後の分配金額を足し合わせた金額が、自分が投資した元本をどれくらい上回ったか(下回ったか)を表した運用利回り(または損益額)を意味します。

 もう一つは、実際の投資成果ではなく、個別商品の運用成績を表した数値のことで、「税引前分配金込基準価額の騰落率」とも呼ばれます。一般的に「トータルリターン」と表現される場合にはこちらの意味で捉えることが多いです。

 後者の意味の「トータルリターン」は、過去1カ月、3カ月、6カ月、1年、3年、設定来といった一定期間の運用成績として、マンスリーレポートに掲載されています。また、投信評価会社モーニングスターのWEBサイトなどでは、国内公募追加型投資信託の全ファンドのトータルリターンが掲載されていますので、個別商品の運用成績を比較するのに便利です。