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FA吉井崇裕の投資お悩み相談

第19回 世界経済の先行きが不透明なときは、どのような投資信託が向いていますか?

更新日 2015年10月22日

様々な投資先に複数のファンドで分散することが難しければ、バランス型のファンドを選ぶと良いでしょう。

 世界経済の先行きが不透明なときに、何か一つの投資先に絞り込むことは運用のプロでも難しいことです。絞り込めないのであれば、様々な投資先に分散するしかありません。世界経済がどういう方向に進んだとしても、どこかの投資先で利益が得られるように分散することが大切です。

 分散投資を行うときに注意することは、異なる値動きの投資先に分散するということです。たとえば、景気が好調なときは、株式やREIT(不動産投資信託)が良く、景気が悪化するときは債券が良いと言われていますので、まずは株式などと債券に分散すると良いでしょう。

 よくあるのは、複数の株式ファンドやREITファンドに分散しているというケースです。投資地域などを分散するのは大切なことですが、株式もREITも同じように動く傾向にあるので、分散効果はあまり高くないことを覚えておきましょう。

 さらに、為替リスクに注意しましょう。株式と債券に分散していてもすべての資産が為替リスクを負っていれば、円高に振れたときにすべての資産が為替差損で値下がりする可能性があります。分散効果を高めたいのであれば、あえて為替リスクを抑えたファンドに投資することも必要です。様々な投資先に複数のファンドで分散することが難しければ、バランス型のファンドを選ぶと良いでしょう。バランス型のファンドを選ぶときには、その資産配分がどれくらいのリスク(値動きの大きさ)を想定しているのかを把握することが大切です。