TOP >  FA吉井崇裕の投資お悩み相談 > 第24回 為替ヘッジ「あり」と「なし」、それぞれの注意点は?
FA吉井崇裕の投資お悩み相談

第24回 為替ヘッジ「あり」と「なし」、それぞれの注意点は?

更新日 2015年11月26日

前者は「為替ヘッジのコスト」、後者は「円高による為替差損」がデメリット

まず、為替ヘッジ「あり」の場合、為替変動リスクを抑えられるメリットがありますが、為替ヘッジのコストがデメリットとなります。そのコストは、投資対象の通貨と日本円の短期金利の差でほぼ決まります。現状、米ドルやユーロなどは日本円との短期金利の差が小さいため、ヘッジコストは低く抑えられていますが、金利差が大きくなるとヘッジコストが上昇するので注意が必要です。


次に、為替ヘッジ「なし」では、投資対象となる資産の価格変動リスクに、当該資産の通貨の為替変動リスクが上乗せされることになります。ヘッジ「なし」なので、ヘッジコストがかからないメリットはありますが、円高による為替差損を被る可能性があることがデメリットといえます。


為替ヘッジ「なし」で外貨建て投資をする場合は、為替変動リスクを抑制するためにも、資産全体に占める外貨建て資産の比率や通貨の分散に配慮することが重要です。