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FA吉井崇裕の投資お悩み相談

第36回 「NISAと相性の良いファンド」の条件を教えてください。

更新日 2016年2月18日

「長期投資で差がつく」をキーワードに、自分のリスク許容度をベースに検討しましょう。

(解説)

NISA(少額投資非課税制度)は、5年間(再投資で10年間)の運用成果が非課税、投資枠(今年から年間120万円に枠を拡大)は一度投資して売却すると再利用できない、という特徴があります。「NISAと相性の良いファンド」とは、この制度の特徴を活かせるファンドということになると思われます。

NISAは5年、10年という比較的長期にわたり活用できる制度であることから、「長期投資で差がつくファンド選び」を心がけるとよいでしょう。

たとえば、株式やREIT(不動産投資信託)に投資するファンドは、短期的には大きく価格が振れますが長期的には大きな成長が期待でき、非課税の恩恵が大きい投資対象といえるでしょう。また、利子や配当の積み上げによる複利効果も長期では大きな差になることから、分配金が出ないファンドや低コストのインデックスファンドを選ぶという考え方もあります。一方、一度投資して売却すると再利用できないことから、ファンドのなかで資産配分の見直しを行ってくれるバランス型ファンドもNISAに向いています。

NISAの制度の特徴を活かすという観点では、上記のような銘柄選びを心がける必要がありますが、重要なのは選んだ商品が自分のリスク許容度に合っているかどうかです。NISAありきではなく、まずは自分のリスク許容度から銘柄を選ぶという考え方を忘れないようにしましょう。