NISA口座はどこで開設する?販売会社訪問

NISA(少額投資非課税制度)は銀行や証券会社に専用口座を開設して利用します。

商品の種類がたくさんほしい、コストをできるだけおさえたい、ていねいな説明がほしいなど、利用するうえで大事にしたい要素は人それぞれです。

投資家のサポートに努める販売会社を訪ね、その取り組みについて聞きました。自分に合った金融機関選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。


第3回神奈川銀行 分配金と非課税メリットを丁寧に説明

NISAの認知度はいかがですか?

田中
NISAという名称はほとんどのお客さまがご存じです。しかし、制度の仕組みや注意点などの理解度は、お客さまによってかなり差がある印象です。
深澤
NISAを投資信託の一つとお考えのお客さまがいらっしゃいました。「NISAで運用を始めた」とおっしゃるので、「専用口座ではどのような商品を運用されていますか?」とお尋ねしたところ、「だから、NISAだよ」とのご回答でした。
そのお客さまには、「NISAは商品名ではなく、非課税メリットが得られる受け皿の一つです」とご説明しました。制度と投信の説明を一緒に受けたので混同したのでしょう。

投資経験者にもNISAは好評のようですね。

岩下
投信の運用で大きな損失を被った経験のあるお客さまにNISAを紹介したところ、「運用益が非課税になるならまた投資を始めてみるか」とおっしゃってくださいました。過去の経緯で投信に距離を置いているお客さまでも、非課税メリットを生かした資産づくりが手軽に実践できるNISAでは、投資のモチベーションが再び上がるようです。

仕組みの説明で気を付けている点は?

田中
当行の人気ファンド上位3銘柄は、三菱UFJ国際投信『ワールド・リート・オープン(毎月決算型)』新光投信『新光US-REITオープン』(愛称:ゼウス)、そしてDIAMアセットマネジメント『クルーズコントロール』です。
定期分配型の商品はNISAでもよくお問い合わせをいただきます。分配金には、「元本払戻金(特別分配金)」と「普通分配金」の2種類があり、前者の元本払戻金にはもともと税金がかからないため、NISAの非課税メリットが受けられないことは丁寧に説明します。
深澤
分配金を預金の利息と同じようにとらえているお客さまがいらっしゃいます。NISAの紹介を通じて分配金を正しく理解していただくように心がけています。
岩下
NISA口座の開設先は年に一度変更できますが、お客さまと銀行の間で資産運用以外でもいろいろな結びつきがある場合、変えづらいケースも考えられます。当初開設時には、商品ラインアップを含めて慎重にご検討くださいとお伝えします。