TOP >  特集記事 >  ニッポンの凄い投資信託 リッパー・ファンド・アワード・ジャパン2016 >  最優秀運用会社スペシャルインタビュー 日興アセットマネジメント(2/3)

最優秀運用会社スペシャルインタビュー 日興アセットマネジメント(2/3)


ニッポンの凄い投資信託 リッパー・ファンド・アワード・ジャパン2016

確定拠出年金 株式部門 最優秀運用会社賞

国内株式だけでなく多様な資産の運用力に定評
リスク許容度に応じたバランスファンドも充実

日興アセットマネジメント 機関投資家営業第一部
中央金融法人営業グループマネージャー 守田光宏氏

初心者は相対的にリスクを抑えた商品から

――投資初心者の方には、どのような商品が適していると思いますか。

 確定拠出年金法の一部改正が今国会で審議されています。この法案が成立すると、個人型の確定拠出年金の範囲が今より格段に広がります。

 確定拠出年金には元本確保型商品と呼ばれる定期預金や保険商品がありますので、投資に不慣れな方の中にはこうした元本確保型商品から運用を始め、徐々に比較的リスクの低い投信にも投資し始めるという方も多いのではないかと思います。

 当社の商品ラインナップの中で、運用スタイルがシンプルでDC加入者の方々にも理解しやすく、かつ比較的リスクの低い商品として、国内および海外先進国の株式と債券という4つの資産に分散投資するバランス型のパッシブファンドである『DCインデックスバランス(株式20)』というファンドがあります。この『DCインデックスバランス』は4ファンドがシリーズになっており、株式に投資する比率によって『株式20』『株式40』『株式60』『株式80』の4本がありますが、『株式20』は株の比率が20%と最も低いファンドなので、まずはこういった商品で投資に慣れていただくのもひとつの方法だと思います。信託報酬も税抜きで0.17%と、同種のファンドの中で最低水準となっています。

運営管理機関や企業からニーズを吸収、商品に生かす

nikko2

――今後はどのようなファンドを展開していきたいと考えていますか。

 将来的には、すでに一定の商品ラインナップを構築できている既存のカテゴリーに加えて、新しいカテゴリーの商品、例えばリスクをかなり抑えたマルチアセット型のファンドなども確定拠出年金向けに投入していきたいと考えています。昨今のマイナス金利の影響もあり、ご自身の資産運用について再考されているDC加入者の方々も数多くいらっしゃることと思います。一方で、マーケットが不安定な状況であまりリスクを取りたくないという心理もあると思われ、そうした投資ニーズに対するソリューションのひとつとして、リスクを抑えたバランス型のファンドで、中長期的に安定してリターンをあげられるような戦略をご提供できればと思っています。

 確定拠出年金ができて10数年が経ち、DC加入者の方々の金融リテラシーは確実に少しずつ向上しつつありますが、今も確定拠出年金の運用残高の半分以上を元本確保型商品が占めています。この一部を投資信託に向けていただければ、一定のリスクをとりつつ、将来的により高いトータルリターンを期待することができます。投資家の皆さまのご期待にお応えできるよう、中長期的にリターンを獲得できる商品を安定的にご提供していきたいと考えています。

――新しい商品はどのように生み出されるのでしょうのか。

 私どもが常日頃コンタクトさせていただいています確定拠出年金の運営管理機関の方々や導入企業の皆さまから、加入者の方々のニーズを適宜収集し、それを商品に反映できればと考えています。

 日興アセットマネジメントは確定拠出年金向けだけでなく、一般の投資信託も数多く開発・運用しており、個人投資家の方々が今どういった商品にご関心があるかという点については常に社全体で議論・分析し、情報共有を図っています。お客さまのニーズを的確に把握し、時に一歩先取りすることは、もちろん容易なことではありませんが、少しでもそこに近づけるよう心がけています。