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最優秀運用会社スペシャルインタビュー 東京海上アセットマネジメント(2/3)


ニッポンの凄い投資信託 リッパー・ファンド・アワード・ジャパン2016

投資信託 総合部門 最優秀運用会社賞
確定拠出年金 ミックスアセット部門 最優秀運用会社賞

総合部門で3年連続受賞。先が読めない市場にこそ
長年の信頼に裏付けられた安定運用のコア資産

東京海上アセットマネジメント 執行役員投信本部長 兼 投信営業部長 外尾竜一氏

金利変動にも強い『東京海上・ニッポン世界債券ファンド(為替ヘッジあり)』

 『円奏会』はバランスファンドですが、債券ファンドとしては『東京海上・ニッポン世界債券ファンド(為替ヘッジあり)』があります。このファンドは日本よりもおおむね金利水準が高い、北米・欧州・オセアニアの先進3通貨圏で発行される外貨建ての社債で運用しており、社債はなじみのある日本企業を発行体としている点が特徴です。また「為替ヘッジあり」コースでは為替変動リスクの低減を図っています。

 米国の債券の組入比率が高いので米国の金利の影響を受けることになります。米国では過去10年間で2回ほど金利が大きく上昇した局面がありますが、いずれも債券の価格が下落したのは一時的でした。過去の検証では、9カ月程度でファンドの基準価額が下落前の水準を超えたという結果が出ています。

 海外のREITに投資するファンドを持っている方も、『円奏会』や『東京海上・ニッポン世界債券ファンド(為替ヘッジあり)』を併せ持つことで、分散効果が働き、リスクの低減が期待できると思います。リーマン・ショックのとき、海外のREITは一時的に価格が半分くらいに下がってしまいました。海外REITをサテライトとして扱い、日本の資産だけで構成されたファンドを後からコアとして組み入れていただくことで、より安定的な資産形成が可能になると思います。

投資を勉強するツールにも『円奏会』

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――投資をより身近なものにするためには、どうすればいいと思いますか。

 本を読んで勉強してから投資をはじめるという考え方もありますが、実際に投資しながら勉強する方法もひとつの手だと思います。『円奏会』のような複数の資産に投資するファンドを買うことで、翌日から新聞で読む欄が変わると思います。ファンドの基準価額が動く主な要因は株価やREITの価格変動、債券の金利の変動ですから、なぜ株価や金利が上がったのか、下がったのかという疑問を持つようになり、自然と政治・経済の欄を見るようになります。投資は、本を何冊か読んだからといってすぐに理解できるものではありません。『円奏会』のようにいろいろな資産に投資し、値動きも比較的安定したファンドをひとつ持つことは、投資初心者にとっては良い勉強ツールになると私は思っています。