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第96回 「国策に売りなし」という格言

更新日 2016年9月18日

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株式投資の世界には、「国策に売りなし」という格言があります。「国が推進する政策によって追い風を受ける企業の株は買った方が良い」という意味です。例えば最近では、国を挙げて外国人観光客の誘致と消費を促す「インバウンド消費」が話題になり、関連する小売店などの株式が注目されたことがありました。

近年の重要な国策といえば金融緩和です。日銀によるETF(上場投資信託)の買い入れは、株価を押し上げる方向に働いています。2016年7月には、日銀がETFの買い入れ枠の拡大を決めました。こうした政策が続く限り、国内株式型の投資信託に対しては強気な姿勢を続けて良いと考えられます。ただし、米国株の暴落や急激な円高といったマーケットの急変があった場合は、いくら日銀が国内株式を買い支えても、株価の下落を食い止められないこともあり得ます。国の政策だけでなく、内外の市場動向にも目を配る必要があります。

金融政策の追い風を利用して、賢くお金を運用したいものです。