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第106回 「分配金」との正しい付き合い方

更新日 2016年10月23日

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昔も今も、毎月分配型に代表される多頻度分配型の投資信託に人気が集まっています。

一般に、NISA口座で投資信託を運用する場合は、分配金をあまり払い出さない投資信託の方が有利です。利益が上がっているとき、複利効果でより大きくお金を増やせるからです。純粋に投資の効率を考えたときは、多くの場合において無分配型、あるいは年1回決算型のような分配金が少ない方が良いのです。

一方で、分配金は「毎月のお小遣い」という使い方もできます。投資信託の中には、基準価額が下落しているときでも分配金を支払い続けるタイプの商品もあります。運用効率のみを考えたら不利といえますが、「もともとあるお金を切り崩して使う」という観点で見ると、「運用することで少しでも増やしながら切り崩した方が良い」という考え方もできます。そのような自覚を持ちながら、たとえ分配金が収益からではなく、元本の一部から「元本払戻金」として支払われたとしても構わないという姿勢ならば、毎月分配金の投資信託は非常に使い勝手の良い運用対象です。わざわざ自分で換金しなくても、毎月自動的に少しずつ換金してくれるわけですから。

投資信託は、商品の性質をよく知ったうえで、運用の目的に合ったものを選ぶことが大切です。