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第108回 ETF vs 投資信託

更新日 2016年10月30日

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ETF(上場投資信託)という金融商品があります。複数の株式や債券などを投資対象とする点は投資信託と同じ仕組みで、ほとんどの商品が株価指数などの市場平均に連動するような運用を行っています。この点は投資信託のインデックスファンドと似ています。

ETFと投資信託の違いとして、主に以下の4点が挙げられます。

1つ目は売り買いの方法です。ETFは、株式と同じ方法で取引を行います。立会時間(9時~11時30分、12時30分~15時)に時価で取引できます。一方、投資信託は売り・買いの注文をした時点では価格は分からず、約定価格は当日の夜以降に確定します。

2つ目は購入できる販売会社です。ETFは株式と同じ扱いなので、株取引ができる証券会社であればどこでも購入できます。銀行などでは取り扱っていません。投資信託は証券会社だけでなく、銀行などの金融機関でも購入できますが、商品によって取り扱う販売会社が異なります。同じ投資信託でも買える銀行と買えない銀行があります。

3つ目は手数料の体系です。ETFも投資信託も一定の運用管理費用が日々差し引かれますが、一般的には投資信託の方が高めです。ただし最近では、国内株式に連動するインデックスファンドの中で、ETFとほぼ同等の運用管理費用の商品も出てきました。売買手数料については、ETFは買い・売りのそれぞれにおいて所定の手数料がかかるのに対し、インデックスファンドの多くは購入時手数料のみで、近年では「ノーロード」と呼ばれる売買手数料ゼロのインデックスファンドが増えています。

4つ目は売買単位です。投資信託の最低購入価格はほとんどが1万円で、販売会社によっては1000円から投資できる場合もあります。ETFは商品によってまちまちですが、1単位あたり数万円以上かかるものがほとんどです。

ETFにも投資信託にも、それぞれ一長一短があります。両者の特徴を知ったうえで、使いやすい方を選ぶのがいいと思います。