TOP >  こちら『NISA de 投資信託』編集部 >  第110回 米国大統領選挙のような「イベント」との向き合い方

第110回 米国大統領選挙のような「イベント」との向き合い方

更新日 2016年11月9日

アイコン

本日、日本時間の2016年11月9日は、アメリカ合衆国の大統領選挙の開票日です。クリントン、トランプの両候補の支持率は拮抗しており、どちらが次期大統領に選ばれてもおかしくない状況のまま、投票日を迎えました。

世界最大の経済大国である米国の大統領が誰になるかは、米国国内だけでなく、世界経済全体にとって重要な転換点です。選挙の行方が世界各地の株価や金利、為替に少なからぬ影響を与えることとなります。

米国の大統領選挙と同様に、世界経済を揺るがす大きなイベントとして注目されたのが、2016年6月に行われた英国の国民投票です。英国がEU(欧州連合)から離脱すべきかどうかを問う投票の結果は、離脱派が勝利しました。その後、日本では株価が急落し、為替レートは一時的に1ドル99円台まで円高が進みました。日本から9000km以上離れた遠い国の国民投票が、日本経済をも揺るがしたのです。

米国大統領選挙の結果がどうなるかは予測できません。結果とその影響を正確に予測して投資できればいいのですが、個人投資家がイベントの動向を予測するのは難しいですし、あえて予測する必要もありません。結果が出て、その後の株価や為替の動きがある程度見えたところで動けばいいのです。英国のEU離脱のときと同様に株価が急落したのであれば、その後の値上がりを期待して株式ファンドを買い足すのもいいでしょうし、逆に急騰した場合は、株式ファンドの一部を売って利益を確定させるのもいいかもしれません。

世界経済を揺るがす大きなイベントの際には、目先の値動きに惑わされずに、趨勢がある程度見えてきた段階で行動を起こしても遅くないと思います。