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第115回 株式投資の新しいスタイル――SRI、ESG、インパクト投資

更新日 2016年12月14日

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アクティブ型の株式投資信託の方針は、より収益力の高そうな個別銘柄を選択し、市場平均を上回る収益を目指すこと。投資信託会社の運用担当者は、ファンドの収益を高めるためにさまざまな手法で銘柄選択を行いますが、中には収益力以外の基準で銘柄を選択するタイプの投資信託もあります。

「SRI」とは「社会的責任投資」の略で、企業が社会的責任を果たしているかどうかを判断基準にする投資手法です。平たく言えば「世のため人のために役立つ企業のみに投資する」「いくら業績が良くても、社会に悪影響を与えるような反社会的な企業には投資しない」ということです。

「ESG投資」とは環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Government)に配慮する企業に投資するという考え方です。環境問題を重視し、人権問題に取り組むなど社会への貢献を目指し、法令遵守や情報開示に努める企業を投資対象とします。

「インパクト投資」は、貧困や環境問題など、この世界が抱えるさまざまな課題の解決に対して良い影響を与えうる企業に投資することです。

これらの投資手法は、欧米の先進国を中心に徐々に広がりを見せています。根底にある考え方は、「社会に貢献する企業は事業に持続性があり、こうした企業に投資すれば持続的な収益が期待できる」というものであり、実際にインパクト投資をテーマとしたファンドが一般のアクティブ型ファンドと同等の収益をあげている事例も出てきています。アクティブ型の投資信託に投資する際は、SRIやESG、インパクト投資をテーマとした投資信託も考慮してみてはいかがでしょうか。