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第124回 知らない国の投資信託で旅行気分を味わう

更新日 2017年2月15日

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投資信託のメリットのひとつは、遠い国の株式や債券などに気軽に投資できることです。投資になじみのない方は、タイやフィリピンやマレーシアなどの東南アジア諸国に、日本と同じような株式市場があることすら知らない方もいるかもしれません。

こうした国々の株式に日本人が投資するのは簡単ではありません。一部の証券会社では、ベトナムやインドネシアなどの株式の一部を取り扱っているところもありますが、現地の投資家のようにいろいろな銘柄を自由に取引できるわけではありません。日本人にとっては、現地の証券会社に口座を開くことすら難しいものです。取引しようにも、その国の企業や経済動向に関する情報が得られなければ、丁半博打のような運任せのギャンブルになってしまいます。

そこで投資信託です。国内の銀行や証券会社で気軽に買えるうえ、私たちにとってはあまりなじみのない国の株式や債券を、現地の情報に精通した運用担当者が選んでくれるので、個別企業の事情を知らなくても安心して投資できます。不利な点を挙げるとすれば、運用管理費用などの手数料が先進国型より高いことですが、アジアなどの新興国には安くない手数料を補う成長力が期待できるので、NISA(少額投資非課税制度)の利点を存分に生かせる金融商品といえます。

実際に知らない国の投資信託を買って、投資信託の値動きやその要因を運用報告書などで調べているうちに、その国の経済や文化に興味がわき、知識が身に付いていくものです。テレビや雑誌でその国の話題が出るとついつい注目してしまい、本屋さんに行くとガイドブックを手にしてしまう。そんな体験を通じてちょっとした旅行気分にひたれるのも、異国の投資信託に投資する魅力のひとつかもしれません。