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編集長のNISAdeのほほん投資日記

第10回 自分で考え、判断するために

2016年8月12日

お盆ですね。そろそろ交通機関が混みだす頃でしょうか。

投資とは「一時的に元本割れをする可能性を受け入れつつも、それでもお金を増やすチャンスを狙う行為」です。投資信託の性質も商品によってさまざまで、長く保有して利益を少しずつ積み上げていくタイプのものから、時流に乗って太く短く稼ぐタイプのものまで、実にいろいろな商品があります。

お金を減らすために投資をする人はいません。当然、投資信託を買うときは慎重になるべきです。「どういう場合にお金が増え、どういう場合に減るのか」という商品性を理解し、納得したうえで自ら判断を下すことが求められます。

逆に、最もよくないのは「誰かの言いなりになって、商品のことをほとんど理解せずに投資する」ということ。その「誰か」が、とにかく商品を買わせたいという一心で誇張した情報や誤りを含んだ情報を伝え、その情報を信じて投資した結果、思いもよらない損失が発生してしまう。
このような事態を避けるには自分で考え、自分で判断することが大切なのですが、実際に「自分で考える」「自分で判断する」ということができる場面は、実はそんなに多くないのかもしれません。

自分で考えるためには知識が必要ですし、知識を得るためにはいろいろな情報に能動的に触れなければいけない。心と体の余裕がなければ、なかなかできることではありません。

自分で判断するということは、誰のせいにもできないということです。自分で判断した結果をすべて自分で受け止めることも、心と体の余裕がなければ難しいものです。

頭を使わず、決断もせず、誰かの言うとおりにしていた方が短期的には楽です。それでうまくいく場合もあります。でも、うまくいかなかったら「投資なんてやらなきゃよかった」ということになります。世の中には、心と体の余裕がない相手につけこむ悪い人間もいます。

だから、投資信託などの金融商品を売り買いするのは、心と体に余裕があるときがいいと思います。お盆休みのように忙しさから解放されたときに、NISA口座をどうやって使うかをゆっくり考える。納得できる商品が見つからない場合は投資をしない。誰に何を言われようと、自分が自信を持って決断できるタイミングで決断する。投資はそれくらい割り切った姿勢で考えた方がうまくいくような気がします。