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編集長のNISAdeのほほん投資日記

第19回 世界REITが下落した理由を考えるのに役に立つ運用会社のレポート

2016年10月14日

投資信託10本の運用成績は、先週の段階ではプラス2081円(元手は10万円)だったものが、今週はプラス2136円と微増でした。ブラジル株式が好調で、『ピクテ・インデックス・ファンド・シリーズ - ブラジル株』だけで1325円の利益が出ています。

逆に不調なのが『ラサール・グローバルREITファンド(1年決算型)』です。8月1日から昨日までの成績はマイナス755円でした。
2016年9月時点のランキングで示した通り、純資産総額は第3位、純資金流入額(3カ月)も第4位という国内屈指の人気商品です。
人気の理由はもちろん過去の成績が良かったからですが、ここ最近の基準価額の動きを見ると、7月末を直近のピークとしてゆるやかに下落しています。

下落した理由は、上昇した理由以上に気になるものです。株式が好調な中で、なぜREIT(不動産投資信託)が不調なのか。その理由を分析したレポートが、日興アセットマネジメントのホームページにありました。

ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配型) – 日興アセットマネジメント

10月7日に出されたレポートでは、REITが下落した背景には米国における経済の好調さと利上げの見通し、OPEC(石油輸出国機構)が石油の減産に合意したことを受けた原油価格の上昇を挙げています。それを踏まえたうえで、「世界REITは短期的には下落する局面があっても、中長期的には堅調に成長するだろう」という見通しを示しています。
もちろんレポートは日興アセットマネジメントの見解であって、レポートに記載されている通り「将来の市場環境や運用成果などを保証するものではありません」というものですが、今なぜ投資信託の基準価額が下落しているのか、この先どうなるのかを考える際には非常に有益な情報です。

投資信託の手数料の一部は、こうした臨時レポートの作成にも充てられています。

投資信託名 運用開始日
(約定日)
損益(円)
(※1)
スパークス・新・国際優良日本株ファンド 2016/7/29 +520
ひふみプラス 2016/8/1 +111
たわらノーロード 日経225 2016/7/29 +187
フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン 2016/8/2 +994
ピクテ・インデックス・ファンド・シリーズ - ブラジル株 2016/8/3 +1325
BAMワールド・ボンド&カレンシー・ファンド(1年決算型)(※2) 2016/8/1 -396
eMAXIS 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり) 2016/8/1 -180
SMT 米ドル建新興国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 2016/8/1 -46
ラサール・グローバルREITファンド(1年決算型) 2016/8/1 -755
パインブリッジ・コモディティファンド<1年決算型> 2016/8/1 +376
合計 +2136

(※1)各商品をそれぞれ1万円ずつ購入。期間は各商品の運用開始日~10月13日
(※2)損益は購入時手数料(-147円)を含む(その他の商品は購入時手数料なし)