TOP >  編集長のNISAdeのほほん投資日記 > 第22回 株式は価格が急上昇したら反動が出やすい
編集長のNISAdeのほほん投資日記

第22回 株式は価格が急上昇したら反動が出やすい

2016年11月4日

先週の記事では運用成績について触れなかったのですが、10月27日現在で3458円のプラスでした。
それが今回は以下のようになりました。

投資信託名 運用開始日
(約定日)
損益(円)
(※1)
スパークス・新・国際優良日本株ファンド 2016/7/29 +582
ひふみプラス 2016/8/1 +234
たわらノーロード 日経225 2016/7/29 +402
フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン 2016/8/2 +784
ピクテ・インデックス・ファンド・シリーズ - ブラジル株 2016/8/3 +1565
BAMワールド・ボンド&カレンシー・ファンド(1年決算型)(※2) 2016/8/1 -457
eMAXIS 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり) 2016/8/1 -246
SMT 米ドル建新興国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 2016/8/1 -174
ラサール・グローバルREITファンド(1年決算型) 2016/8/1 -1041
パインブリッジ・コモディティファンド<1年決算型> 2016/8/1 +188
合計 +1837

(※1)各商品をそれぞれ1万円ずつ購入。期間は各商品の運用開始日~2016年11月2日
(※2)損益は購入時手数料(-147円)を含む(その他の商品は購入時手数料なし)

『ピクテ・インデックス・ファンド・シリーズ - ブラジル株』は、1週間前の時点では+2028円と絶好調だったのですが、そこから500円近く戻ってしまいました。現時点でのマイナスが最も大きいのが『ラサール・グローバルREITファンド(1年決算型)』で、こちらは1週間前の-811円から-1041円へと200円以上の下落となりました。

市場で頻繁に売買が行われる株式は、債券などと比べて価格変動が大きい傾向があります。投資家の中には、株式の個別銘柄を1日のうちに何度も売買を繰り返すデイトレーダーも多く、さらにはコンピューターを駆使して1000分の1秒単位での取引を行うHFT(High Frequency Trading、高頻度取引)と呼ばれるシステムもあり、株式市場に大きな影響を与えています。
株価がある程度上昇したとき、例えばある大口の投資家が利益を確定させるために売り注文を出すと、この機を逃してはならないと、ほかの投資家も先を競うように売り注文を出し、そうして少しでも高値で売ろうとする投資家の「売り」が殺到します。この間の買い注文が相対的に少なければ、株価は大きく下落します。
短期間に大きく値上がりした株価が下落することを「調整」と呼びますが、現在の市場環境は、デイトレーダーが少なく、コンピューターが発達していなかった2000年代までと比べて、「調整」が起きやすくなっているのかもしれません。私たちのように投資信託でのんびり運用するタイプの投資家としては、短期的な激しい値動きに惑わされることなく、これが株式市場の特性なのだと割り切って、どっしり構えるくらいでいいと思います。

今日は日経平均株価が大きく下がっているようです。国内株式型の投資信託が10本中3本を占めるので、こちらの運用成績にも大きな影響が及びそうです。ここ1週間の国内株式は調子が良かったので、これも急上昇からの反動といえるかもしれません。