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編集長のNISAdeのほほん投資日記

第25回 好調な日本株の陰で、さらに大きく値上がりした新興国株式と資源

2016年11月25日

11月25日午前の時点で、日経平均株価は1万8500円に届きそうな勢いで、ドル/円の為替レートも1ドル=113円台の後半を推移しています。米国大統領選挙の前には「トランプ大統領が誕生すれば世界同時不況が起きる」と言われ、選挙の直後にも「ドル/円は98円まで円高が進む」という言説がありましたが、今のところ金融市場はそうした懸念とは完全に逆の動きを見せています。

私が保有している10本の投資信託も、この1週間で含み益が大きく増えました。

投資信託名 運用開始日
(約定日)
損益(円)
(※1)
前週比
(円)
スパークス・新・国際優良日本株ファンド 2016/7/29 +772 +142
ひふみプラス 2016/8/1 +509 +217
たわらノーロード 日経225 2016/7/29 +1131 +288
フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン 2016/8/2 +1574 +635
ピクテ・インデックス・ファンド・シリーズ - ブラジル株 2016/8/3 +1647 +708
BAMワールド・ボンド&カレンシー・ファンド(1年決算型)(※2) 2016/8/1 -656 -30
eMAXIS 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり) 2016/8/1 -471 -49
SMT 米ドル建新興国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 2016/8/1 -688 -103
ラサール・グローバルREITファンド(1年決算型) 2016/8/1 -522 +284
パインブリッジ・コモディティファンド<1年決算型> 2016/8/1 +1092 +671
合計 +4388 +2763

(※1)各商品をそれぞれ1万円ずつ購入。期間は各商品の運用開始日~2016年11月24日
(※2)損益は購入時手数料(-147円)を含む(その他の商品は購入時手数料なし)

米国を代表する株価指数のNYダウが史上最高値を更新し、世界の株価がこれに引っ張られるように上昇したことで、株式を投資対象とする投資信託は先週から軒並み上昇しました。一方で、米国などで長期金利が上昇したことに伴い債券価格は下落し、債券型の投資信託は先週と比べてマイナスとなりました。

注目したいのは、赤字で示したところです。この1週間で特に大きく上昇したのが『フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン』と『ピクテ・インデックス・ファンド・シリーズ - ブラジル株』の新興国株式ファンド、そして原油などの資源を投資対象とする『パインブリッジ・コモディティファンド<1年決算型>』の3本でした。

投資家が「景気は良くなっている」と判断し、資金が株式市場に集まるときには、先進国より新興国の株式の方が価格が上がりやすい傾向があります。資源についても、企業の業績が良くなれば原油や金属の需要が高まるため、価格は上がりやすくなります。一方で、金や銀などの貴金属はドル高局面で値下がりする傾向があり、実際に金価格はこの1週間でかなり下落したのですが、『パインブリッジ・コモディティファンド<1年決算型>』の投資配分は貴金属よりエネルギーの方が高いため、全体としてはプラスの成績になりました。

景気が良いときに値上がりしやすいということは、景気が悪化したら値下がりしやすいということです。今後も米国経済は好調が続くとは限りません。新興国株式ファンドについては、含み益が20%を超えたあたりでいったん売却することも視野に入れて、そろそろ2017年のNISAをどう使うべきかについても考えたいと思います。