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編集長のNISAdeのほほん投資日記

第27回 「225銘柄」は値上がりしたけれど……

2016年12月9日

まずは投資信託10本の運用成績からお伝えします。

投資信託名 運用開始日
(約定日)
損益(円)
(※1)
前週比
(円)
スパークス・新・国際優良日本株ファンド 2016/7/29 +839 -62
ひふみプラス 2016/8/1 +380 -130
たわらノーロード 日経225 2016/7/29 +1389 +165
フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン 2016/8/2 +1837 -93
ピクテ・インデックス・ファンド・シリーズ - ブラジル株 2016/8/3 +1661 -183
BAMワールド・ボンド&カレンシー・ファンド(1年決算型)(※2) 2016/8/1 -711 -47
eMAXIS 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり) 2016/8/1 -454 +2
SMT 米ドル建新興国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 2016/8/1 -650 +43
ラサール・グローバルREITファンド(1年決算型) 2016/8/1 -76 +209
パインブリッジ・コモディティファンド<1年決算型> 2016/8/1 +1482 +121
合計 +5697 +25

(※1)各商品をそれぞれ1万円ずつ購入。期間は各商品の運用開始日~2016年12月8日
(※2)損益は購入時手数料(-147円)を含む(その他の商品は購入時手数料なし)

ブラジル株など新興国はやや不調でしたが、世界のREIT(不動産投資信託)の価格が下げ止まって上昇に転じたこと、原油価格の上昇によるコモディティファンドの上昇などによって、全体的には1週間前と比較して若干のプラスとなりました。

今回注目してみたいのは、上記の表で太字で示した、国内株式に投資する投資信託の値動きです。
3本の投資信託の明暗がくっきりと分かれています。
調子がいいのはインデックス型の『たわらノーロード 日経225』。前週からさらに165円上乗せしています。一方で、アクティブ型の『ひふみプラス』と『スパークス・新・国際優良日本株ファンド』は前週から基準価額を落としました。

ここで、それぞれの基準価額の動きを比較してみましょう。

基準価額の比較

やはり11月9日の米国大統領選挙が転機になったようです。大統領選挙前の2カ月ほどで比較すると、アクティブ型2本の方が『たわらノーロード 日経225』より好調でしたが、11月9日以降は大きく水を開けられています。
要因として、日経平均株価に連動するETF(上場投資信託)に買い注文が集中したのではないかと疑いましたが、TOPIX(東証株価指数)に連動するETFも、日経平均株価とほぼ同じ値動きとなりました。日経平均株価を構成する225銘柄だけが買われたのではなく、東証1部市場に上場している銘柄が幅広く買われたということのようです。

上記のグラフでは『マザーズ・コア上場投信』というETFの価格の推移も載せています。このETFが対象指数とする「東証マザーズCore指数」は、マザーズに上場している代表的な15銘柄で構成された株価指数。比べてみると確かに、私が保有する2本のアクティブファンドの基準価額より大きく落ち込んでいます。とはいえ、『ひふみプラス』も『スパークス・新・国際優良日本株ファンド』も保有する銘柄の大半は東証1部に上場しているので、新興市場の不調はあまり関係なさそうです。

いろいろな考え方があります。市場平均が大きく上昇しているのに、その上昇に劣後するアクティブ型の投資信託はどうなのかという意見もありうると思います。一方で、この2本の投資信託は長期にわたってTOPIXを上回り続けているのも事実です。短期的にはインデックス型に負ける局面もあります。過去何カ月かのチャートだけを見て、あわてて判断する必要もないと考えています。