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編集長のNISAdeのほほん投資日記

第35回 インドネシアとベトナムの株価指数

2017年2月3日

先週の記事で、1月27日に『イーストスプリング・インドネシア株式オープン』と『ベトナム株式ファンド』を買ったことを書いたのですが、取引が成立していたのは『イーストスプリング・インドネシア株式オープン』だけでした。『ベトナム株式ファンド』も注文したはずなのに、なぜ約定していないのか。注文の手続きを間違えたのかと思って口座を見てみたら、NISAの投資枠の残りは「1,180,310円」。今年注文したのは上記2本の投資信託を1万円ずつなので、注文は確実に通っています(310円という端数は購入時手数料のため)。注文照会画面を見たら、「執行中」となっていました。

調べてみたら、ベトナムには1月末から2月頭にかけて「テト」という旧正月の休暇があるんですね。ベトナムの取引所も休みだったから、投資信託の約定のタイミングが遅くなったというわけです。これまで私はベトナムのことをほとんど何も知らなかったのですが、ベトナム株式への投資を通じて、ベトナム文化の一端を学ぶことができました。これも投資の効用です。

インドネシアとベトナムは、いずれも東南アジアに位置する新興国です。今後も長期的な経済成長が見込まれ、投資先として期待されている国です。
各国を代表する株価指数の過去10年の値動きは以下のとおりです。

■インドネシア・ジャカルタ総合指数(2008年2月~2017年1月)
ジャカルタ総合指数

■ベトナム・VN指数(2008年2月~2017年1月)
VN指数
値動きの傾向はずいぶん異なります。インドネシアは2008年のリーマン・ショックによる落ち込みからの回復が早く、短期的な波は大きいものの右肩上がりで成長を続けています。一方、ベトナムはインドネシアほどの力強い上昇は見られず、いまだにリーマン・ショック前の水準を回復できていません。
現状はインドネシアの方が堅調な成長が見込めそうですが、見方を変えれば、ベトナムの方が成長余力が大きいと言えなくもありません。

この2つの株価指数とTOPIX(東証株価指数)を同じグラフで比較してみましょう。

■ジャカルタ総合指数、VN指数、TOPIXの比較
2008年2月~2017年1月(2008年2月1日時点の指数を1000とする)
2008年2月~2017年1月
2014年2月~2017年1月(2014年2月3日時点の指数を1000とする)
2014年2月~2017年1月
見事に三者三様の値動きを示していることがわかるかと思います。
ベトナムもインドネシアも、ASEANに属する国として同じくくりの中で考えがちですが、実は値動きの傾向がかなり異なっています。分散投資の意義が、性質の異なる金融商品を組み合わせて全体の値動きを抑えることであるならば、ベトナムとインドネシアという組み合わせは、実はかなり有効な分散投資といえるのかもしれません。