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編集長のNISAdeのほほん投資日記

第40回 金利上昇→債券安・株安・資源安というセオリー

2017年3月10日

米国ではトランプ大統領があいかわらずいろいろと言われていますが、米国経済は株価の上昇に加えて、政策金利の利上げ観測、長期金利(米国債の10年物の金利)の上昇という、投資家にとっておおむね望ましい傾向が続いています。

世界最大の経済大国の動向は当然、世界のさまざまな資産に波及します。保有している投資信託においても、値動きに変化が見られました。

投資信託名 運用開始日
(約定日)
損益(円)
(※1)
前週比
(円)
スパークス・新・国際優良日本株ファンド 2016/7/29 +1488 -99
ひふみプラス 2016/8/1 +1828 +136
たわらノーロード 日経225 2016/7/29 +1739 -158
イーストスプリング・インドネシア株式オープン 2017/1/30 +51 +111
ベトナム株式ファンド(※2) 2017/2/3 -300 +33
BAMワールド・ボンド&カレンシー・ファンド(1年決算型)(※3) 2016/8/1 -746 -19
eMAXIS 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり) 2016/8/1 -555 -53
SMT 米ドル建新興国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 2016/8/1 -533 -60
ラサール・グローバルREITファンド(1年決算型) 2016/8/1 +24 -222
パインブリッジ・コモディティファンド<1年決算型> 2016/8/1 +1078 -320
小計 +4074 -651
フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン (売却済み) +1943
ピクテ・インデックス・ファンド・シリーズ - ブラジル株 (売却済み) +2682
合計 +8699

(※1)各商品をそれぞれ1万円ずつ購入。期間は各商品の運用開始日~2017年3月9日
(※2)損益は購入時手数料(-312円)を含む
(※3)損益は購入時手数料(-147円)を含む

金利が上がれば、債券価格は下落します。金などの貴金属の価格が下がるのも、金利上昇局面で投資家は金利を生まない商品から、金利や値上がり益が期待される商品に切り替えるので、これも教科書通りの値動きです。

株価については、金利が上昇すれば下落するのがセオリーといわれています。金利が上がれば、企業が資金調達をしづらくなるのがその根拠です。実際に、この1週間でインデックス型の『たわらノーロード 日経225』は値下がりしています。ただし、今後の米国における景気拡大の効果が、金利を上げることによる金融引き締めの効果を上回れば、株価はさらに上がっていくことになります。日本株や新興国の株価もこれに追従することになるでしょう。

多くのエコノミストの見立ては、当面は「景気拡大・株高」ということで一致しています。問題はどこまで上がるかということですが、こればかりは誰もわかりません。トランプ大統領がとんでもないことをしでかす可能性もぬぐえませんし、北朝鮮をめぐる情勢が不穏さを増しており、中国の動向も気になるところです。何かあったらいつでも撤退できるよう、心の準備だけはしておいた方がよさそうです。